柳原三佳さん
Ms. Mika Yanagihara
プロフィール

【受賞】
京都府京都市生まれ。
ジャーナリスト・ノンフィクション作家
(雑誌編集記者を経てフリーに)
書道師範
医療事故調(厚労省)の検討委員
【取材・執筆・書籍・講演テーマ】
交通事故、司法問題
自賠責や自動車保険査定制度
死因究明・身元究明問題
【その他】
「週刊朝日」(朝日新聞社)等に連載した告発ルポ
受賞者スピーチ動画もぜひご覧ください
主な著書紹介
世界中に広まった新型コロナウイルスの感染。
それより百五十年以上も前の日本をおそったパンデミックに、
敢然と立ち向かった一人の医師がいました。
その名は、関寛斎(せき・かんさい)
「かかれば三日で死んでしまう」ことから「三日コロリ」と呼ばれた
おそろしい病が、アメリカ艦隊が上陸した長崎から大阪、
そして江戸へと感染者を拡大し、大勢の命を奪っているというのです。
コレラが「江戸の台所」と呼ばれた当時の大都市・銚子に入りこめば、
死者の数が増えるばかりでなく、日本の経済にとっても大打撃となり、
復興どころではなくなります。
関寛斎は、どのような方法でコレラに立ち向かったのでしょうか?
腰の重い国や警察組織に正面から向き合い、改善を訴え続けている司法解剖医が、声なき死体と今を生きる日本人のためにもう一度強く警鐘を鳴らす!
【内容紹介】
国も警察も相変わらずこの問題から目を背け、ほとんど何もしないでいる。
この間、我が国は東日本大震災という未曾有の災害にみまわれ、
今は新型コロナウイルスという未知のウイルスの脅威にさらされている。
国民一人ひとりが、否応なく「死」と向き合う日々を過ごしているのだ。
だがもし、その死因に信用が置けないとしたらあなたはどう思うだろうか。自身や身内、あるいはニュースで見聞きする事件や事故の遺体が、どのような扱いを受け、処理をされるのか知っているだろうか。
日本の変死体解剖率は、先進国の中でも最低レベルだ。
コロナウイルスによって亡くなったのに因果関係の証明もなく
違う死因にされているかもしれない。
殺されたのに自殺とされているかもしれない。
本当の死因は解剖しなければ永遠にわからないままだ。
2019

私は虐待していない 検証 揺さぶられっ子症候群
柳原三佳著
多くの子育て中のママ、パパを襲う
「冤罪」の悲劇の裏にひそむ「正義」の実態を解き明かす!
「揺さぶられっ子症候群」は、はたして「虐待」の根拠となりうるのか?
子育て世代をはじめ、すべての保護者たちに伝えます--。
この本で紹介するケースは、けっして他人事ではありません。
「赤ちゃんを強く揺さぶって傷害を負わせた」として逮捕された親たち。
しかし、つかまり立ちからの転倒などが原因であっても
「虐待」だとして断罪されていたのです。
最愛の我が子が脳に障害を負うという苦しみのなか、
虐待を疑われた親たちの過酷な体験を描きつつ、
欧米では虐待の根拠にはなっていない「揺さぶられっ子症候群」
について専門家の視点を交えて究明します。
本来、死者に「人権」はない。あるのは「権利」である。
その権利を尊び行使することは、すなわち
正しい死因究明を施すことにほかならない。
だが、検死体制、責任の所在、施設、人員、予算、法整備…。
日本はそこに至るシステムがあまりにずさんである。
死因を特定することは、生命保険や損害賠償など死者の最後の
法的権利に関わる情報であると同時に、
公衆衛生や類似事故の再発防止という意味でも重要だということを
誰もが認識すべき時期にきている。本当の死因は何なのか―。
声なきまま葬られていく現実を通して日本の死因究明のあり方に警鐘を鳴らす。




