【勉強会 感想】 死因究明制度の厳格化と解剖施設の充実を
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- 2022年12月5日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年3月13日
寄稿者:bellさん(2022/11/12 勉強会参加者様)より
千葉大学の法医学教室で司法解剖をされている岩瀬博太郎教授とジャーナリストの柳原三佳さんの講演会、「日本人の死因の不都合な事実」を共著されているお二人の生の声を聞けるのは又とないことだと思い参加しました。
岩瀬先生のお話、とてもショックでした。著書を読んでいたのですが改めて日本の死因究明制度の杜撰な現状にゾッとしました。
医学知識のない警察官が遺体の表面だけを見て事件性を判断するなんてあり得ないと思いました。薬毒物検査も詳しくはやらないとか。

例えば遺書があれば、争った形跡がない、生命保険が多額でない場合、すぐに自殺とされてしまうと。
ドラマでは色々なトリックを使って殺してしまうストーリーが山ほどあるのに、実際の捜査はそんなに簡単に病死や自殺、事故としてしまうのかと。
海外の解剖のための施設との差にも驚きました。
犯罪を見抜くには詳しく遺体を調べる必要があるのに、日本の解剖施設は他の先進国と比べてあまりに小規模で予算も取られていなく、司法解剖できる医師も足りていない。
毎年10万体以上の変死体があっても詳しく解剖して死因を調べられるのは1割だけ。恐ろしいことでは。
死因がそれほど簡単に決められているとは、知りませんでした。