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遺体の「最後の声」を聞かない検視制度

  • 執筆者の写真: moon_team-graycross
    moon_team-graycross
  • 2023年1月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年10月25日

日本の年間15万人に上る変死体

(病院以外で亡くなった遺体)に対する死因究明は、

全て医療知識に乏しい警察官が遺体の外表だけを検分し

病死、事故死、自死、他殺と判断しています。


遺体の表面だけの検分と簡単な薬毒物検査

本当の死因がわかるわけがなく、

信じられないことに解剖(死因究明)に回されるのは

たった1割という現状です。


残りの十数万体は死因究明(解剖)されないまま

遺族に返されており、肉親の死に疑問を抱き

苦しんでいる遺族も多いのです。


当然犯罪の見逃しも起きています。



薬物による殺人事件(2013年近畿 筧千佐子死刑囚青酸化合物連続殺人事件 被害者8人(11人?)

ガスによる中毒死事件(2007年北海道パロマガス器具一酸化炭素中毒死事件 被害者6人)など、

最初に死因究明(解剖)しなかった為にその後何人も犠牲者を出しています


パロマガス器具の事件では最初の被害者の遺族が何度も

ガス中毒死ではと解剖を申請しましたが

警察は外表に紫斑がなかったと全く聞く耳を持たなかったそうです。


法医学者で解剖医の岩瀬博太郎教授によると

一酸化炭素中毒死は紫斑だけが症状ではなく

血液中のヘモグロビン濃度でしか決定できなく、

解剖、検査は必ず必要になるとのことでした。



暴行死の可能性が明らかなのに

警察が隠蔽しようとした 2007年時津風部屋暴行死事件

このようなあってはならないことでも

警察の不正は大きくは報じられませんでした


亡くなった若い力士がどれだけ辛かったか、

考えなかったのでしょうか。


隠蔽しようとした警察上層部に聞いてみたい。


法医学医(司法解剖医)がいくら遺体の「最後の声」を聞こうと思っても、

警察の杜撰な検視で解剖の必要なしとされてしまえば、何もできないのです。


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